メディア翻訳家になるために必要なもの・その方法ふたつめは広い視野と多くの窓を持つことです。
【常に情報収集】
メディア翻訳の場合、求人誌などに翻訳家の募集広告が入っている事があります。誌面だけでなくネットの求人サイト等にも登録して、情報をこまめにチェックするようにしましょう。
翻訳の専門学校にもそうした求人情報が掲示されている事があります。常にアンテナを張り巡らし、情報収集につとめましょう。
学校の講師でもあるプロの翻訳家との繋がりは、出版翻訳・実務翻訳の場合と同様か、もしかするとメディア翻訳の場合にはより以上に大切です。
特に映像や音楽、広告などの分野では業界との繋がりや関係者とのネットワークが重要となります。翻訳に限定せず、もしそれ以外の仕事であってもまずは繋がりを深めるため、その業界で仕事を見つけてみるのもいいでしょう。
実務翻訳の場合と同様に翻訳会社に登録することはもちろん、翻訳者コミュニティにも登録しておきましょう。翻訳会社から直接仕事依頼が来る可能性が増すだけではなく、翻訳者コミュニティを通じて別の翻訳会社からのオファーが舞い込むこともあります。
いま思いつく限りの全ての方法で、出来る限り多くの窓を開き、なるべく広い範囲に接点を持つようにしましょう。