出版翻訳家の仕事の流れ③「責任と権利」

【出版翻訳家の仕事(権利と責任)】

出版翻訳家の仕事、翻訳家の権利と責任についてご説明します。

出版翻訳においては、翻訳出版権や採算の関係から、一冊の本を日本で翻訳できるのは、原則として一度きりとなっています。その大切な1回の翻訳で翻訳家が原文の解釈を誤れば、その間違いはそのまま残ることになります。当然あってはならない事ですが、万が一、翻訳に漏れがあれば原文の内容が不十分なまま伝わることになりますし、翻訳者の日本語文章力が稚拙であったり不適切であれば、原書本来の内容や原文作者の意図、原作の持つ味わいが日本の読者に限っては全く伝わらないということになります。翻訳家は一度自身が翻訳した日本語の文章に対しては、全ての責任を負わねばなりません。

翻訳出版物における翻訳家の役割とその責任は、重大なのです。

そうした重大な責任を負う出版翻訳家の権利は、著作権法によって守られています。

原作の著作権はもちろん原作者が所有することになりますが、翻訳された日本語(日本語版の出版物)についての著作権は、それを翻訳した翻訳家に帰属します。

従って、日本語に翻訳した文章を翻訳家に無断で変更することは、法律違反であり許される事ではありません。

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