翻訳家になるための方法の一つに翻訳会社への登録、という方法があり、そのためにはトライアルに合格をする必要がありますが、なかなか合格が出来ないという人や、これから初めてトライアルを受けるという人もいるかもしれません。
トライアルに合格する為にはどのようなことに注意したら良いのでしょうか。
まず何よりも大切なこと、それはトライアルを受け、それを提出する前に「必ず訳抜けが無いか」「数字や固有名詞が、間違っていないか、誤訳が無いか」何度も見直ししてから提出しましょう。
非常に基本的なことですが、提出されたトライアルの中には、「ケアレスミス」や、「どう考えても見直しをした文章ではないだろう」と思われる訳がよくあるようです。
このような誤訳や誤字脱字が一ヶ所でも合った場合には、トライアルの合格は難しいと肝に銘じておきましょう。
トライアルの課題には、きちんと訳せていないと不合格になってしまう、訳のポイントがあり、そのポイントをいかに見抜けるのか、という必要があります。
そのポイントでの最も重要視されるのは、「英文の構造や意味を、正確解釈できるのか」という「英文解釈力」になります。
もしそのポイントを見抜けなかったとしても、トライアルの場合、比較的短い課題が多い為、一切誤訳をしない、というつもりで取り組めば問題はないでしょう。
専門用語があっても調べれば意味や訳語がほとんどのものが分かるはずなので、ここで点数を落とさないように努力しましょう。