翻訳家になるためには、どのような方法があるのでしょうか。
一般的な方法としては、「翻訳学校に通う」という選択肢があり、それを選択する人も多いようです。
その場合学校で勉強をする事になりますが、実力を教師に認められると、下訳とよばれる「翻訳する際に原稿の草案としての大まかな訳をつけること」というもの等を頼まれる場合があり、そこからのスタートを始める方々が多いようです。
しかし、「仕事につながる情報も得られず、延々と授業を払い続ける」という状況が起きているということもあるようです。
つまり、翻訳学校の見極めと、学校でも自分の状況に対する見切りをつけることが出来なければ、授業料というむだな出費がかさんでしまいます。
それを考えると、学校に行くことは果たしていいことなのでしょうか?
教わっている、または教わろうとしているその先生は一流の先生でしょうか?
手ほどきを受けているその先生はどんな実力の先生でしょうか?
三流の先生に教わったとしても、四流にしかなれません。その先生がプロであればどんな作品を出しているのか、それをよんでから手ほどきを受けるべきです。
今では名前を検索すれば、どんな作品を手がけてきたのかすぐに分かります。とても簡単です。
それをせずに翻訳家になろうとしても、なれないでしょう。
しかし一流の先生が直接教えてくださることは、なかなかないでしょう。
けれどそんな一流の先生の作品は誰でも見ることができます。本を買うことも、図書館で借りるという方法もあります。
一流のプロの手口がすべて分かるのです、これで勉強しないという手はないです。
一流のプロの仕事を見ることは何よりも大切です。それは翻訳家ではなくても、スポーツのプロを目指すような人々と一緒です。
プロを見て学び、それを目指すこと。それは翻訳家でも一緒です。