翻訳家として仕事をしていくのに、どんな人が向いているのでしょうか?
もちろん出来るだけ高い英語力はあったほうがいいですが、翻訳の勉強を始めるには高校卒業程度の英語力が有れば十分だという方もいらっしゃいます。
しかし、当然語学の習得に終わりはなく、翻訳家として続けるには、英語の勉強をずっと続けていくという態度が必要になってきます。これはどんな英語力をもっていても変わりはありません。
それだけでなく、好奇心があり、様々な知識を身につけたいと思っている人は向いているかと思います。
さらに現在の翻訳作業にとって、パソコンが不可欠であり、パソコンの操作に抵抗がないという人が向いているかと思います。
翻訳家の仕事を始めたいと思ったら、ほかの事を犠牲にしても頑張るということが重要で、少しずつ勉強して、なんとなくなれたらいいな程度の考えでは翻訳家にはなることが出来ません。
そのくらいの考えであったら、翻訳家はあきらめた方が良いでしょう。
まず目標を決め、それを達成するまで精一杯頑張る、それが大切なことです。
翻訳家としての一歩を踏み出すには勇気も必要でしょう。
翻訳家としての必要なスキルを得ても、それだけでは仕事になりません。
まずそのスキルを認めてもらうために、自分を売り込む為の「営業能力」それを実行する「行動力」そして仕事としてひきうける以上、何を犠牲にしてもその仕事を完成させるという「覚悟」も必要です。
もし仮に、期限が遅れたり、質の悪い仕事で納品した場合、それ以後の仕事がもらえないことはもちろん、その納品した仕事の報酬すらもらえない可能性もあります。
まずは納期を守ること、そして質を高めていくこと、そうして初めて安定した仕事を得ることが出来るということです。